単通ブログ

1/31 「できない理由探し」ではなく、「何からならできるのか?」

 今年は東京五輪・パラリンピックの開催年です。「オリ・パラ教育」という言葉を聞いたことがありますか? 正式には「オリンピック・パラリンピック教育」と言います。

 ちなみに、パラリンピックは、第2次世界大戦後、戦争で障害を負った軍人たちのリハビリテーションとして作られた大会です。

 ある小学校での「オリ・パラ教育」、特に「パラリンピック教育」の話。車イスを使っている障害者の方と創作ダンスで交流する小学4年の行事(総合的な学習の時間)がありました。皆さんがこの行事に参加するとして、どう行動できますか? この小学生たちは「初めは、障害者の方とどう接してよいか分からなかった」そうで、距離を置いていました。

 ところが触れ合ううちにどんどん積極的になり、友だちのようになっていきました。2回目の交流では、手をつないでくるりと回ったり、輪を描いたりと感動的なダンスを一緒に創り上げたそうです。心の中にあったバリアーが消えていったのです(「心のバリアフリー」ですね)。

 パラリンピアンの選手たちの活躍する姿を見て感動するのはなぜでしょう? 

 それは「障害はあっても、何ができるか挑戦し続ける心が見える」からではないでしょうか。

 「挑戦する心を失わない。」

 「自分にも、強みになれるものはある」

 「行動することこそが、学びたいことを学ぶために必要な一歩」

 「それはできないことではなくて、手段を変えればできること」

 私たちも「できない理由探し」ではなく、「何からならできるのか?」と考えて、心のバリアフリーに向けて努力していきたいですね。

 

(『日本経済新聞』2020年1月27日、日本体育大学ホームページ「オリンピック・パラリンピック教育推進教材」、「DO-IT Japan」ホームページを参考にしました。)